前回陽性判定がでるもその後残念な結果になったUさん。
採卵から仕切り直しです。
ただ、すぐに採卵はせず体調、体質を改善すべく次の採卵までしばらくはタイミングで様子をみられることになりまりした。
ただ、Uさんは卵管の問題もありましたが、とりあえずタイミングさえとっていれば少なからず妊娠の可能性は0ではなくなるので、何もしないより可能性はあるとお伝えしました。
というのも以前診ていた患者さんの中に、Uさんと同様に片方の卵管を摘出。もう片方の卵管は閉塞を言う方がいらっしゃいました。
そして同様に次の体外受精まで鍼灸で体調、体質を整えるたの期間をつくり、その間はタイミングで様子を見て、そのタイミングで妊娠された方がいた、という経験があったためです。
Uさんの話に戻りますが、その間は病院の診察も一旦お休み。
何周期か鍼灸を行いながらタイミングをとられていましたが、そう簡単にうまくいきませんでした。
そしていよいよ採卵の周期に入りました。
経口薬と自己注射で卵胞を育てながら、鍼灸にも通っていただき、診察では順調に卵胞が育っているとのこと。
そしてその後、予定通り採卵をされ、結果としては全部で17個採れました。
その内12個受精し、9個が胚盤胞で凍結できたと連絡がありました。
採れた数も多かったですが、胚盤胞で凍結できた数としてもとても優秀な結果が残せたのではないかと思います。
あまり多く採れすぎても、質が悪く受精しなかったり、空砲だったりで採れた数に対して残る数が少ないこともよくあります。
しかし、今回のケースはとても良い結果だったと思います。
凍結卵もでき、次は胚移植です。
一周期お休みされた後、いよいよ胚移植の周期です。
つづく
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