2024年4月19日金曜日

Mさん(38歳)のケース その2【不妊鍼灸】

いよいよ採卵の周期に入ったMさん。

生理3日目からルトラールを服用しながら同時に自己注射でhmgを打ちながら卵胞を育てていきます。

鍼灸治療も低温期に2回ほどさせていただきました。

病院での受診では卵胞も順調に育っているようでした。

そして、いよいよ採卵です。

結果としては、全部で11個採卵できた内、3個変性卵、2個未熟卵、2個受精せず、1個胚盤胞手前でストップ。そして残りの3個は胚盤胞で凍結できました。

 ※ちなみに、ご主人の精子の問題もあったので顕微授精です。


採卵後の高温期中にも鍼灸治療をし、生理をむかえます。

採卵の次の周期は仕事も忙しく時間が合わなかったため胚移植はせず休みの周期にされました。

その間も次周期以降の胚移植に向けての鍼灸をしています。

そして予定していた胚移植の周期に入りましたが、病院の受診時にホルモンの数値が良くなく、また既に排卵済みが確認されたため胚移植中止。

公私共に多忙だったため、無理に胚移植はせずもう一周期お休みにされました。

そして、再び胚移植予定の周期です。

前回の受診で排卵済みで胚移植中止ということもあって、今回ドクターは点鼻薬で排卵を抑えながら子宮内膜の状況をチェックされているということでした。

また、ホルモン数値の状況もチェックしドクターの判断次第で胚移植をするかどうかが決まります。

その後の受診で特にホルモン数値も問題なかったため、予定通りシート法で胚移植です。

この周期も鍼灸を数回行い、無事に胚移植終了。

そして判定待ちです。

結果は・・・

見事陽性!!

本当に良かったですね!

おめでとうございます🎊



鍼灸に興味はあるけど、受けようかどうか悩まれている方がいらっしゃるかもしれません。

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これからも少しでも多くの方の妊活のサポートをしたいと思いますので気軽にご相談下さい。

一人でも多くの方の笑顔が見られますように!

2024年4月16日火曜日

Mさん(38歳)のケース その1【不妊鍼灸】

以前から不妊治療をされていたMさん。

胚移植を何度かされ、3回目で着床し妊娠。その後出産。

そして、子育ても落ち着いたところで2人目をご希望され治療を再開されたタイミングで来院されました。


1人目の不妊治療で通っていた京都市内の病院で体外受精をされる予定とのことでしたが、仕事も忙しくなかなか通院する時間がないため、3カ月ほどは地元のクリニックへ通院しながら鍼灸で身体を整えるとのことでした。



ちなみに、福知山市内周辺の地域(京都府北部)には体外受精ができる病院がないため、人工授精までしかできません。

なので、ステップアップを希望する場合は京都市内、大阪、神戸のような都会の病院まで通う必要があります。

一番近い病院でも高速をつかって車で1時間半くらいはかかります。

みなさん、通院だけでも苦労されていますね。

ということで、Mさんは3カ月ほどは人工授精で様子をみることになりました。

そして鍼灸も、人工授精に加えて3カ月以降の体外受精に向けての身体づくり開始しました。


ただMさんの場合、ご主人にも不妊の原因があり精子の数も少なく運動率も悪い状態で、なかなか自然妊娠するには厳しい数値でした。

男性の場合、その時の体調の良し悪しで精子の数や運動率は大きく変動します。

しかし、Mさんのご主人の場合、精子を洗浄・濃縮してもギリギリ自然妊娠可能とされる基準の数値に届くか届かないか。


そのような状況だったので、今回はご主人にも少しでも精子の質が向上するように鍼灸を受けていただきました。

今回、体外受精までの間の人工授精は精子の洗浄・濃縮なしだったので、Mさんの身体の状態もまだ整っていなかったのもありうまくいかず全て陰性でした。

そして、いよいよ体外受精をするにあたり採卵へ向けての周期が始まりました。


つづく



Mさん(38歳)のケース その2【不妊鍼灸】

いよいよ採卵の周期に入ったMさん。 生理3日目からルトラールを服用しながら同時に自己注射でhmgを打ちながら卵胞を育てていきます。 鍼灸治療も低温期に2回ほどさせていただきました。 病院での受診では卵胞も順調に育っているようでした。 そして、いよいよ採卵です。 結果としては、 全...