2022年9月27日火曜日

Nさん(38歳)のケース その2

そうは手術後のNさん。
まずは卵巣機能や子宮環境の改善と向上するように鍼灸治療を行いました。
そして、そうは手術から約1カ月後に生理がきたとの連絡が入ったので、生理中に一度施術を行うために来院していただきました。
1つ凍結胚は残っていましたがグレードがつかない程。
なので再度誘発剤を服用し採卵をするとのことだったので、それに合わせてその周期の鍼灸治療も開始です。

その後、病院に通院し卵胞の状態を確認しながら採卵に挑み、9つ採れ、その内5つが胚盤胞で凍結できました。
もともと残っていた凍結卵1つと合わせると全部で6つのストックができ、気持ち的にゆとりができた様でした。

そして、次は胚移植です。
ただ、Nさんはドクターと相談しすぐには移植せず体調を整えるために2カ月ほど休むことにされました。
その間、鍼灸治療は継続して行い、病院では不育症の検査や着床に影響しているかもしれないポリープの有無のチェック(子宮鏡検査)を行い、特に問題なし。
不安要素を少しでも無くすために時間を使われました。

そして、いよいよ胚移植の周期に突入しました。
胚移植当日に向けて数回施術し、その後無事に胚移植終了。
あとは判定待ちです。

結果は見事に陽性!

しかしNさんは、前回流産したこともあり、嬉しい反面、不安もありました。

以前にNさんは、「今まで5回胚移植し、その内3回は流産はしたけれど、それなりに着床まではいくんですけどね。着床してからが続かないんです。」と話されていたので、当然不安はありますよね。

その後は、不安感を少しでも取り除くために、流産予防も兼ねて、陽性判定後も数回施術を行いました。

その後Nさんは無事に卒業されました。


実は、Nさんの今回の流産しそうは手術は初めてではなく、その前に2回流産し2回ともそうは手術を経験されていました。
つまり、今回で3回目の流産とそうは手術になります。
つらい経験をされてきた分、今回の結果で喜びもひとしおだと思います。

本当に良かったです。

おめでとうございます。


これからも少しでも多くの方の妊活のサポートをしたいと思いますので気軽にご相談下さい。

一人でも多くの方の笑顔が見られますように!

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2022年9月18日日曜日

Nさん(38歳)のケース その1

Nさんが来院されたのは不妊治療を始められてから約6年たった頃。

来院されるまでの状況としては、タイミング、人工授精を幾度と行い治療をされていましたが着床しなかったため、体外受精にステップアップ。
子宮筋腫は若干あるものの妊娠の妨げにはならない程度。
そして、採卵し、今まで計5回ほど胚移植されてきました。

そのうちの2回は着床せず。
2回は何とか着床はするものの、8週目で赤ちゃんの成長が止まり残念ながら流産。
そして5回目の胚移植で着床し心拍の確認もでき少し安心したところで、再び心拍停止。
不育症と染色体異常の検査されるも特に異常なし。

着床してもなかなか順調にいかないため、精神的に気が滅入っている中でも、何かできることがないかと調べたところ不妊鍼灸が目にとまり来院されました。

早速、身体の状態を診ると、冷えがきつく、夏でもソックスは重ね履き。
むくみ、ストレスもきつい状態。
そのため自律神経の乱れもありました。

流産でそうはの手術後で、再び採卵の予定をしているとのことだったので、しばらくは身体の状況を改善するために鍼灸治療を行いました。


2022年9月2日金曜日

逆子と鍼灸

以前、当院で不妊鍼灸を受けていて無事に妊娠されご卒業された方から連絡が入りました。
それは病院で受診した時に、逆子になっていたという内容でした。
鍼灸で逆子治療を受けたいとのことで早速来院していただきました。
時期としては34週目にはいったところ。
早速、逆子の鍼灸治療をし、自宅でも逆子に効果があるツボに毎日お灸をするように指導させていただきました。
数日後、その方から連絡が入り、鍼灸治療後の病院での受診で、逆子が治っていたとの報告をいただきました。


鍼灸は様々な症状に効果がありますが、逆子治療にも有効です。
できれば、病院で逆子と診断されてからできるだけ早めに鍼灸治療を受けていただくことをオススメします。
ただ、安定期に入ったばかり等、早い時期での逆子と診断された場合は、急いで鍼灸治療を受けなくても構いません。
それは、自然に逆子が治ることがよくあるからです。

鍼灸で逆子治療をオススメしたい時期は妊娠26~30週目。
その期間に鍼灸治療を受けると結構な確率で逆子が治ります。

30週目以降でも効果はありますが、赤ちゃんがお腹の中で成長するにつれて逆子が治る確率は下がっていきます。

なので、逆子で不安に思われている方がいれば、是非鍼灸治療も考えてみて下さいね。

Mさん(38歳)のケース その2【不妊鍼灸】

いよいよ採卵の周期に入ったMさん。 生理3日目からルトラールを服用しながら同時に自己注射でhmgを打ちながら卵胞を育てていきます。 鍼灸治療も低温期に2回ほどさせていただきました。 病院での受診では卵胞も順調に育っているようでした。 そして、いよいよ採卵です。 結果としては、 全...