2024年3月12日火曜日

Hさん(38歳)のケース その2【不妊鍼灸】

 神戸の病院に転院されたHさん。

一通り検査も終了しいざ採卵周期へ!

以前の病院では注射で刺激して卵胞を育てる方法に対して、今回の病院では経口薬のレトロゾールを服用し卵胞を育てることになりました。


ちなみに、その頃には生理痛もかなり軽減している状態。
以前は生理のたびに痛み止めを服用されていたことを思うと、身体も少しずつ良い傾向になってきてたのだと思います。


途中経過の受診でも順調に卵胞も成長し、いざ採卵へ。

採卵結果としては6個採れ、そのうち1個初期胚、2個胚盤胞で凍結できました。

凍結胚のストックもでき精神的にも楽になられたHさん。

そして、次の段階の移植周期に入られました。

再び胚移植に向けて施術を数回していきましたが、仕事の疲れもあり体調不良でその周期は胚移植は中止し次回に延期されました。

私もその判断で正解だったと思います。

少しでも体調が思わしくない場合や、気分が乗らない時は思い切って延期した方が賢明だと思います。
今まで多くの方を診させていただきていますが、私の全体的な印象では、そのような状態で無理に胚移植をしても良い結果が出たケースは少ないように感じます。

体調も改善し再び胚移植の準備を行います。

胚移植までに数回施術をし、無事に胚移植終了。

あとは判定待ちです。


結果は・・・

見事陽性!!

本当に良かったですね!

おめでとうございます!


不妊治療は早く始めるに越したことはありません。

病院へ通いながら、鍼灸治療を受けようかと悩まれている方がいらっしゃれば相談だけでも結構ですので、是非気軽にご連絡ください。

これからも少しでも多くの方の妊活のサポートをしたいと思いますので気軽にご相談下さい。

一人でも多くの方の笑顔が見られますように!

2024年3月6日水曜日

Hさん(38歳)のケース その1【不妊鍼灸】

Hさんが来院されたのは不妊治療を始められてから1年弱たった頃。

来院されるまでの状況としては、福知山市内のクリニックでタイミング法を3~4回ほど、人工授精を1回されてきましたが、一度も着床せず全て陰性。

そして、体外受精へステップアップするために京都市内の病院へ転院され、卵管や子宮内の検査等を一通り受けられた後、当院へ来院されました。

検査結果としては、プロラクチンの値が少し高かったのでそれを抑える薬を処方されましたが、それ以外は特に問題ないとのこと。

採卵の周期に入ったタイミングで初めて来院され、それに合わせて鍼灸治療も開始。

身体の状態としては、ストレスがきつく、全体的に血流が滞っていて巡りが悪いような状態でした。

ロング法での採卵ということだったので、採卵までの間で2回ほど施術をし、いざ採卵へ。

採卵結果としては8個採れたうち4個異常受精、1個受精せず、3個成長停止。

初めての採卵結果としては残念ながら全滅。

採卵後の内診で、卵巣に腫れもあり腹水も多少みられるということで、ドクターの指示で次の採卵まで二周期休むことになりました。

その休んでいる間、全滅という採卵結果や病院の治療方針がHさんに合わないと感じられ、再び転院を検討されます。

ご主人とも話し合われて、結果神戸の病院へ転院されることになりました。

転院先の病院でも一通り検査を受けられ、同様に特に異常はなし。

そして、再び採卵の周期に入ります。


つづく

Mさん(38歳)のケース その2【不妊鍼灸】

いよいよ採卵の周期に入ったMさん。 生理3日目からルトラールを服用しながら同時に自己注射でhmgを打ちながら卵胞を育てていきます。 鍼灸治療も低温期に2回ほどさせていただきました。 病院での受診では卵胞も順調に育っているようでした。 そして、いよいよ採卵です。 結果としては、 全...