2023年3月20日月曜日

Hさん(32歳)のケース

3月も半ばになり少しずつ春らしくなってきています。

当院のある福知山市は日中は暖かく過ごしやすくなっていますが、まだ朝晩は寒いですね。

皆さん寒暖差で体調を崩していませんか?


さて、前回のブログから少し間が空きましたが、マイペースにいろんなケースや情報を書いていこうと思っています。


今回はHさん(32歳)のケースです。


当時Hさんはご結婚されたばかりで、特に不妊症と診断されたわけではないですが、将来的にお子さんをご希望ということもあり、妊娠しやすい身体づくりを目的で来院されました。


早速Hさんの身体の状況を確認してみると、全体的に巡りが悪く、余分な熱が身体にこもっている状態。上半身はのぼせを感じるが下半身はとても冷えやすいといった状況でした。

また、生理痛がきつく、生理のたびに痛み止めを服用されているとのことでした。


東洋医学的に言うと”陰虚”といって、イメージとしては身体を冷ます機能が弱くなっていました。

”陰虚”は”陰虚内熱”といって身体に熱がこもりやすくなるので、Hさんは典型的なこのタイプの方でした。


Hさんは特に通院はされていなかったですが、基礎体温はつけていたので、体温の変化で排卵の時期を確認しながらタイミングをとられていました。


私も毎回体温の状況を伺い、タイミングをとる時期をアドバイスしながら鍼灸治療を行いました。


鍼灸治療を行っていくうちに体調も良くなってきたようで、しばらくして妊娠していたとの連絡がはいりました。


ご本人もそうですが、ご主人も喜んでおられ、後にお礼のご連絡をいただきました。

私にとっても、とても嬉しい瞬間でこの仕事をしてきて本当に良かったなと感じることができますね。


現在、病院で治療中の方、治療はしてないが今後お子さんを希望されている方など、妊活中の方にとって妊娠するための身体づくりというのはとても大事です。


現在不妊治療中の方、病院へ通おうか、鍼灸治療を受けようかと悩まれている方がいらっしゃれば相談だけでも結構ですので、是非気軽にご連絡ください。


これからも少しでも多くの方の妊活のサポートをしたいと思いますので気軽にご相談下さい。

一人でも多くの方の笑顔が見られますように!

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