2022年9月18日日曜日

Nさん(38歳)のケース その1

Nさんが来院されたのは不妊治療を始められてから約6年たった頃。

来院されるまでの状況としては、タイミング、人工授精を幾度と行い治療をされていましたが着床しなかったため、体外受精にステップアップ。
子宮筋腫は若干あるものの妊娠の妨げにはならない程度。
そして、採卵し、今まで計5回ほど胚移植されてきました。

そのうちの2回は着床せず。
2回は何とか着床はするものの、8週目で赤ちゃんの成長が止まり残念ながら流産。
そして5回目の胚移植で着床し心拍の確認もでき少し安心したところで、再び心拍停止。
不育症と染色体異常の検査されるも特に異常なし。

着床してもなかなか順調にいかないため、精神的に気が滅入っている中でも、何かできることがないかと調べたところ不妊鍼灸が目にとまり来院されました。

早速、身体の状態を診ると、冷えがきつく、夏でもソックスは重ね履き。
むくみ、ストレスもきつい状態。
そのため自律神経の乱れもありました。

流産でそうはの手術後で、再び採卵の予定をしているとのことだったので、しばらくは身体の状況を改善するために鍼灸治療を行いました。


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