2022年8月12日金曜日

Yさん(29歳)のケース その1

Yさんが初めて来院されたのは不妊治療を始められてほぼ同じ時期。

来院される約1年半前にご結婚されたとのことでしたが、定期的に性交を行われていましたが、なかなか妊娠せず。


不妊症の定義として、妊娠を望む健康な男女が1年以上避妊をせずに性交を行っているにもかかわらず、妊娠しない場合のことをいいます。


そこで地元の産婦人科を受診され一通り検査をされましたが、夫婦共に特に異常なし。

とりあえず、しばらくタイミング療法で様子をみられることになり、その後当院にも来院されることになりました。


問診後、東洋医学的に身体の状態を脈と舌でみると、身体の中に余計な熱がこもっていて、ストレスも非常にきつい状態でした。

まずは、身体の状態を整えるところから鍼灸治療開始です。

タイミング療法で病院の診察結果をその都度教えてもらいながら、それに合わせて鍼灸治療を行いました。


しかし、翌月からお仕事が夫婦共に多忙になるとのことで、不妊治療は一旦お休み。

病院の受診と鍼灸治療を再開するときに、また連絡をもらうことになりました。


しばらくして、連絡がはいり不妊治療を再開するとのことだったので、鍼灸治療も再開しました。


再開と同時にタイミング療法から人工授精にステップアップされることになり、鍼灸治療もそれに合わせながら行いました。

最初の人工授精の結果としては残念ながら陰性。

再び人工授精に向けて準備をしていきます。


それと同時に本人から驚いたと言う体調の変化がありました。

それは・・・


つづく

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