2022年5月12日木曜日

Hさん(31歳)のケース

 Hさんが来院されたのは不妊治療を始められてから約半年たった頃。

これまで、地元の婦人科で人工授精を5回ほどされてきましたが1度も着床せず。

そこでステップアップをするために大阪の病院に転院され顕微授精を1度され、胚移植を控えたたタイミングで来院されました。

その顕微授精で凍結卵が初期胚(1つ)と胚盤胞(4つ)を合わせて計5つ。


そこでまず身体の状況を診るとHさんは気血両虚というタイプでした。


気血両虚とは簡単に言うと、パワー不足による全身の機能や活動の減退、そして身体を栄養する血が不足している状態のことをいいます。


また、血が停滞した状態である瘀血もみられました。


そのために、Hさんは子宮内膜がなかなか厚くなりにくく冷えもきつい状態でした。


そのことをふまえて鍼灸治療を開始し、胚移植に向けて身体づくりをしました。

胚移植はシート法(二段階胚移植法)で行うということでした。


シート法についてはまた機会があれば書ければいいかと思います。


なかなか子宮内膜が厚くなりにくいHさんでしたが、病院の診察では10mm以上の厚さになっていて予定通り胚移植されました。

胚移植後の判定前にも鍼灸治療を行い、判定の結果は見事に陽性。


Hさんは来院されて約1カ月とても早い段階で妊娠されました。

本当に良かったです!

おめでとうございます。



これからも少しでも多くの方の妊活のサポートをしたいと思いますので気軽にご相談下さい。

一人でも多くの方の笑顔が見られますように!

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