2024年11月22日金曜日

Iさん(37歳)のケース その1【不妊鍼灸】

Iさんが来院されたのは不妊治療を始められてから約2年半たった頃。

来院されるまでの状況としては、福知山市内のクリニックで約2年間はタイミング法と人工授精を10回ほどされてきました。

その間に一度だけ着床しましたが、その後成長せず残念な結果に。

そして、体外受精も視野に入れて治療するために神戸市内の病院へ転院され、卵管や子宮内の検査等を一通り受けられます。

検査結果としては、右の卵管は狭窄しており、左の卵管にいたっては閉塞していたとのことでした。

そこでIさんは卵管鏡下卵管形成術(FT)の手術を受けられました。

※FTはどのような手術なのかは2022年7月21日に掲載した「Tさん(31歳)のケース」の中でも登場してますので、ブログの内容と一緒にご覧いただけたら嬉しいです(^-^)


体外受精も視野に入れた転院でしたが、FTも受けられ、ご主人の精子も特別良い状態ではなかった様ですが問題がない範囲だったので、しばらくは人工授精で様子を見られます。

その状況の後、更に体質を変えたいということもあり、当院へ来院されました。

鍼灸治療を開始するにいたり身体の状態を診ると、Iさんは身体の巡りが悪く全体的に滞っている状態。

また、ストレスもきつく余分な熱が体内にこもっているにも関わらず、冷えもみられました。

それを踏まえて鍼灸治療の開始です。


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