2022年6月8日水曜日

Hさん(39歳)のケース その1

Hさんが初めて来院されたのは不妊治療を始められてから2年半以上たった頃。

来院されるまでの状況としては近隣の婦人科で6度ほど人工授精をしたけれど全て陰性。

そこで京都市内の病院に転院され体外受精にステップアップ。

ショート法1回、排卵誘発剤を服用1回と計2回のそれぞれ違った方法での採卵をされたとのことでした。

結果としては両方とも採卵し受精はするものの、卵胞が成長が停止したり、変性卵だったりと胚移植まではなかなかいけない状況でした。


病院の通院以外に何かできないかとネットでいろいろ調べると鍼灸が不妊治療に効果があると知り当院に来たということでした。


問診し身体の状況を診させてもらい鍼灸治療を開始。

既に採卵される周期だったので、採卵に向けて卵胞の質を高めることも視野に入れながら鍼灸治療をしました。

病院の診察でも卵胞は順調に成長していたようで採卵日を迎え、結局2つ採れ、2つとも受精し、初期胚で2つとも新鮮胚移植をすることになりました。

そこで胚移植前と胚移植後にも鍼灸治療をして、判定日を迎えられます。

判定の結果としては残念ながら陰性。


当然本人も少し落ち込んでおられましたが、気持ちを切り替えて再びチャレンジするとのことでした。

ただ、すぐには採卵はせず病院への通院は一旦休んで、身体を整えるために鍼灸治療を受けるとのことだったので、次の採卵に向けての身体づくりをしていきました。


そして、その後生理がきたということで、その周期に採卵されるとのことでした。


つづく

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