2022年7月11日月曜日

Oさん(38歳)のケース その1

Oさんが来院されたのは不妊治療を始められてから5年以上たった頃。

来院されるまでの間で体外受精で1人授かり出産された後、2人目不妊ということで来院されました。

出産されてから約1年半たった頃。


状況としては既に数回胚移植を行われていましたが一度も着床せず。

そして再び採卵をされ2つ胚盤胞の凍結胚があり、その凍結胚を1つ胚移植済み。

その後の妊娠判定ではうっすら陽性反応は出ているようでしたが、hCGの値が低くはっきりと陽性と判定されず、その翌週に再判定へ。

そのタイミングで何とかならないかと思われ来院されました。


しかし、その時期に風邪をひき体調を崩さていたこともあり、再判定日では陰性。


私の経験では、タイミング、人工授精、体外受精に共通して妊娠の可能性のある時期に風邪等で体調を崩された場合、妊娠される可能性は極めて低くなる印象です。


その後、風邪もすっきり治るように、そして次の周期に向けて体調も整うように鍼治療を行いました。

風邪も治り、子宮を休めるためにも一度ステップダウンしタイミング療法で様子をみられましたが、残念ながら着床せず。


再び残りの1つの凍結胚移植に向けて鍼灸治療を行います。

そして胚移植も無事に終わり判定待ちへ。

判定の結果としては、陽性反応はでましたが、その後化学流産。


再び採卵からのスタートです。


つづく

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