2022年3月23日水曜日

Iさん(39歳)のケース その2

 Iさんが鍼灸治療を始められて約2ヵ月後、なんと卵胞が確認できたと連絡がありました。

しかし、卵胞が確認できてもうまく成長するとは限りません。

内心ドキドキです。

貴重な卵胞がしっかり成長するよう、さらに排卵しないように鍼灸治療を行い、後日なんと採卵することができました。

僕自身も思っていたより早く鍼灸の効果がみられて少し安心した反面、とても不安でした。

採卵できても胚移植できないと何にもなりませんからね。

その後、初期胚の新鮮胚移植ができるということで移植前後にも鍼灸治療を行いました。

結果は・・・陰性。

すごく残念でした。

しかし、ここまでIさんが鍼灸治療を始められて約2カ月半。

AMHも低くFSHも高く卵胞が出てくるのも大変だったIさんが、胚移植までたどりつけたことに、僕自身もIさん自身も希望が見えたのは確かでした。

その後は、卵胞が確認できないことが続くこともありました。

確認できて採卵までいけても成熟せず胚移植できなかったり・・・

そしてようやく採卵でき、なんと胚盤胞まで順調に成長し、さらには凍結までできました。

まずは一安心。

凍結胚のストックがあるとないでは精神的に全然違うと体外受精をされている患者さんは、皆さんそうおっしゃいます。

あとはその凍結卵を移植する準備をするだけですが、しばらく胚移植はせずもう一度採卵を目指すとのことでした。


つづく

京都 福知山 | 不妊 妊娠 鍼灸 周期療法 | 肩こり 腰痛 頭痛 神経痛 | やまざき鍼灸治療院 (yamazaki-shinkyu.com)

0 件のコメント:

コメントを投稿

Mさん(38歳)のケース その2【不妊鍼灸】

いよいよ採卵の周期に入ったMさん。 生理3日目からルトラールを服用しながら同時に自己注射でhmgを打ちながら卵胞を育てていきます。 鍼灸治療も低温期に2回ほどさせていただきました。 病院での受診では卵胞も順調に育っているようでした。 そして、いよいよ採卵です。 結果としては、 全...