2024年12月23日月曜日

年始年始のお休みのお知らせ

今年も残り一週間となりました。

年末年始の予定はもう決まっていますか?

お家でゆっくり過ごす方、地元に帰省される方、旅行へ行かれる方、お仕事の方、様々だと思います。

気づけば今年もあっという間に一年が過ぎようとしています。

体感ではつい最近まで暑い日を過ごしていたと思ったら、今はもう寒くて朝布団から出ずらい毎日です。

福知山市も先日雪もちらつきました。

毎年言っていますが、春と秋が昔より短くなっていうような気がしますね。

今年はその短い一瞬の秋を味わうために紅葉も見に行けました。

ちなみにその写真です。↓↓

 


この写真は12月の上旬に撮ったものですが、この数週間にはもう冬です。

ただ、冬は冬の楽しみ方もあるので、年末年始お休みの方は冬を楽しんでくださいね。


当院も年末年始は数日間お休みをいただく予定です。

お休み期間中でもお返事はさせていただきますので、予約やお問い合わせはホームページの「予約・お問い合わせフォーム」からお願いします。


少しでも多くの方の妊活のサポートをしたいと思いますので気軽にご相談下さい。

2024年12月2日月曜日

Iさん(37歳)のケース その4【不妊鍼灸】

採卵に向けて身体を整えるために当院へ通われているIさん。

次こそは良い結果がでるように鍼灸治療に関して試行錯誤しながら私も必死です。

採卵の周期に入り、採卵までは注射で卵胞を育てていきます。

私も病院の診察結果を教えてもらい、その情報も取り入れながら鍼灸治療を行います。

そして、その後採卵を無事に迎えられ、気になる受精確認です。

結果としては、9個採卵でき、2個は受精せず。残りの7個は胚盤胞で無事に凍結できたとIさんから連絡がありました。

前回の採卵と比べてかなり良い結果だったので、私もとりあえず一安心です。

一周期お休み期間を過ごされた後は、再び胚移植の周期です。

今回も前回と同様にシート法で、胚移植も卵胞を育て排卵に合わせて凍結卵を戻す方法とのことでした。

私もそれに合わせ鍼灸治療を行い、Iさんに胚移植へ挑んでいただきました。

無事に胚移植も終わり、その後も鍼灸治療を行い、いよいよ判定待ちです。

その後判定日を迎えられ、結果がでたIさん。

判定結果としては・・・


見事陽性!!

しかし、前回のこともあった為、嬉しい反面心配ではありましたが、その後胎のうも心拍も確認でき、順調に赤ちゃんは育ってくれました。

陽性判定後は、流産のリスクを少しでも下げるために何度か施術を行い、無事に卒業されました。

その後ご丁寧に出産の報告もいただき、残りの凍結卵を戻す時にまた連絡しますとおっしゃて電話を切りました。

こういった瞬間が、私もこの仕事をやってきて本当に良かったと毎回思います。


Iさん、本当に良かったですね。




これからも少しでも多くの方の妊活のサポートをしたいと思いますので気軽にご相談下さい。

一人でも多くの方の笑顔が見られますように!

2024年11月28日木曜日

Iさん(37歳)のケース その3【不妊鍼灸】

いよいよ胚移植の周期に入ったIさん。

胚移植の方法もいくつかありますが、Iさんは卵胞を育て排卵に合わせて胚移植をする方法を選ばれました。

※ちなみにホルモン補充をしながら子宮内膜が厚くなり次第胚移植するといった方法もあります。

Iさんの通院されている病院ではシート法での胚移植をされています。


※シート法とは、受精卵を胚盤胞まで成長させ、その後胚盤胞とは別にその時に用いた培養液も凍結させます。
その培養液には、受精卵が胚盤胞に至るまでの間に放出された物質が含まれているからです。
そして、凍結胚移植の2~3日前に解凍した培養液を子宮内に注入し、胚盤胞を受け入れやすくするための方法がシート法です。


鍼灸もその間、身体の調子を整え、また子宮環境をより良くするために胚移植の前後にも数回施術を行いました。

初めての胚移植で緊張気味のIさんでしたが、無事に終わりあとは判定待ちです。


判定としては、見事陽性!!


実は、胚移植の数日後に鍼灸の施術を行った際、脈の状態を診た時に良い変化がみられ、もしかすると良い結果がでるかもと少し期待をしていました。

ちなみに鍼灸師は知っていることですが、妊娠されている時には独特な脈のうち方があります。

今回はそのような脈でした。

その期待通り良い結果が出て私としてもとても喜ばしかったです。



と、ここまでは良かったのですが、その後の受診で胎のうまでは確認できましたが、心拍が確認できず残念な結果に。

その結果の後、念のため不育症の検査をされましたが、特に問題なし。

ドクター曰く、染色体異常か受精卵のパワー不足だろうとのことでした。


とても残念な結果でしたが気持ちを切り替えられ、次の採卵まで再び鍼灸で身体の調子を整えるため施術の再開です。


2024年11月25日月曜日

Iさん(37歳)のケース その2【不妊鍼灸】

鍼灸治療も開始し体質改善をしていきます。

その間は何度か人工授精で様子を見られていましたが、全て陰性。

ただ、Iさん自身は体調が良くなっている変化は感じられていたようでした。

そして、ご主人とドクターと相談し、体外受精をされる運びになりました。


先ずは採卵からです。

生理が始まり、生理3日目から誘発剤と注射が始まりました。

その後の受診で卵胞の7個ほど確認でき大きさも順調に育っているようでした。

また、血液検査の結果も安定したいい感じの数値でした。

それを踏まえて、排卵を抑制するため点鼻薬が処方され、いよいよ採卵日です。

ちなみに、その間もIさんの身体の状況と病院の受診結果に合わせて鍼灸治療を行っています。


その後、採卵も無事に終わり、あとは受精確認です。

結果としては、4個採卵できた内、顕微授精での1個のみが胚盤胞で凍結できたとのこと。

できればもう1個凍結胚が残ってもらえると良かったですが、こればっかりは仕方ないですね。

胚移植はその1個で勝負です。


次の周期にすぐには胚移植はせずに、一旦身体を休ませるために一周期空けられます。

初めての採卵で身体の負担を和らげるのと、あと緊張もされてたようなので気持ちも落ち着かせるための期間は必要ですね。

お休み周期の間も、胚移植の身体の準備も兼ねて鍼灸でさらに体調を整えていきます。

そして、いよいよ胚移植の周期がやってきました。



2024年11月22日金曜日

Iさん(37歳)のケース その1【不妊鍼灸】

Iさんが来院されたのは不妊治療を始められてから約2年半たった頃。

来院されるまでの状況としては、福知山市内のクリニックで約2年間はタイミング法と人工授精を10回ほどされてきました。

その間に一度だけ着床しましたが、その後成長せず残念な結果に。

そして、体外受精も視野に入れて治療するために神戸市内の病院へ転院され、卵管や子宮内の検査等を一通り受けられます。

検査結果としては、右の卵管は狭窄しており、左の卵管にいたっては閉塞していたとのことでした。

そこでIさんは卵管鏡下卵管形成術(FT)の手術を受けられました。

※FTはどのような手術なのかは2022年7月21日に掲載した「Tさん(31歳)のケース」の中でも登場してますので、ブログの内容と一緒にご覧いただけたら嬉しいです(^-^)


体外受精も視野に入れた転院でしたが、FTも受けられ、ご主人の精子も特別良い状態ではなかった様ですが問題がない範囲だったので、しばらくは人工授精で様子を見られます。

その状況の後、更に体質を変えたいということもあり、当院へ来院されました。

鍼灸治療を開始するにいたり身体の状態を診ると、Iさんは身体の巡りが悪く全体的に滞っている状態。

また、ストレスもきつく余分な熱が体内にこもっているにも関わらず、冷えもみられました。

それを踏まえて鍼灸治療の開始です。


2024年10月21日月曜日

体質改善に必要な期間は?

ようやく暑い夏から解放され、短い秋になってきています。

当院は今月の17日で7年目に入りました。

今まで続けて来られたのも皆様のおかげです。

本当に感謝しかありません。

これからも更に信頼していただける鍼灸院を目指していきますので、宜しくお願い致します。


さて、今回は鍼灸での体質改善について書きたいと思います。

当院では、妊活や不妊治療をされている方が、妊娠しやすい身体づくりと体質改善のための鍼灸施術を行っています。

「鍼灸を受けたいけど、いつのタイミングで受けるのがいいですか?」

という質問をされることが時々あります。

答えとしては、一日でも早く始められることに越したことはありません

人間の身体は60兆個や37兆個などいろいろな説はありますが、何十兆個もの細胞でできています。

そして、細胞分裂を行い新しい細胞が増えていく一方で、古く役割を果たした細胞は死んでいきます。

その繰り返しで人間の細胞はバランスを保っています。

しかし、筋肉、骨、皮膚、内臓、脳、血液などどれぞれの部位によって細胞分裂の周期は違います。

また、年齢によってもその周期は変化します。

それぞれの周期の日数に関してはここでは割愛しますが、早い部位では約1日、長い部位では数年かかると言われています。

ちなみに成長期間として精子は3~4カ月、卵子は5~6カ月ほどの期間が必要となります。

それを踏まえ考えると体質改善に必要な期間としては3~6カ月といえます。

人間はいくら頑張ってもすぐには体質は変わりません。

(これはダイエットや運動不足等にも共通しているので理解していただける方も多いと思います。)

なので根気よく継続して鍼灸施術させていただけると、体質が変化していく実感も徐々に感じとれると思います。

そうなれば、良い結果が訪れる日も近いかもしれませんね。

ちなみに、3~6カ月という期間は体質改善を徹底的に行うための目安なので、その期間より早く良い結果が出る方もいらっしゃいます。

何もしないよりはすることをオススメしますので、興味がある方は一度試されてはいかがでしょうか?


少しでも多くの方の妊活のサポートをしたいと思いますので気軽にご相談下さい。

2024年8月29日木曜日

台風10号に関してのお知らせ

現在、過去最強クラスと言わるほどの、大型で非常に強い勢力の台風10号が近畿地方にも近づいています。

速度も非常に遅いため、当院のある京都府福知山市に接近するタイミングも定かではありませんが、台風情報を観てると、おそらく明日、明後日だと思われます。

当院は明日土曜日は通常営業の予定ですが、台風の状況次第では休診、もしくは早めに閉めさせていただくことも考えています。

一番は患者様の安全を考慮した判断になると思いますので、その場合は、既にご予約いただいている患者様には早めのご連絡をさせていただきます。

また、これから予約を考えておられる方に関しましては、無理をせずご自身の安全を第一に考え、ご判断いただきますよう宜しくお願い致します。



やまざき鍼灸治療院

2024年8月10日土曜日

Yさん(33歳)のケース その2【不妊鍼灸】

ERA検査を行い、その結果待ちのYさん。

結果が出るまで、まだもうしばらくかかりそうです。

検査結果を待っている間に生理がきたYさんは、その周期はタイミングで様子をみられることになりました。

その間も継続して鍼灸で身体を整えていきます。

その後、タイミングをとられていましたが残念ながら再び生理がきてしまいました。

ちなみに、生理前の診察でERA検査の結果は、特に着床の窓のズレもなく異常なしとのこと。


そして、いよいよ胚移植の周期に入ります。

引き続き、胚移植までの間、数回鍼灸の施術を行いました。

胚移植も無事におわり、胚移植後も着床率の向上と高温期をしっかりキープさせるために施術をし、判定待ちです。


ちなみに、普段なかなか子宮内膜が厚くなりにくいYさんでしたが、鍼灸を受け出してからは普段よりも厚くなっているとのことでした。

胚移植前の診察でも、その時期にはめずらしく今まで以上に厚みがあったと報告を受けました。

体調が整ってくると、子宮内膜の厚さも向上するんですね。


いよいよ判定の日がきました。

結果としては、・・・見事陽性判定!

陽性判定後も流産予防のために、何度か鍼灸を受けていただきました。


本当に良かったです!



これからも少しでも多くの方の妊活のサポートをしたいと思いますので気軽にご相談下さい。

一人でも多くの方の笑顔が見られますように!

2024年8月9日金曜日

Yさん(33歳)のケース その1【不妊鍼灸】

毎日暑い日が続きますが皆さんいかがお過ごしでしょうか?
夏バテはしていませんか?

こういう時こそしっかり食べて寝て、体力をつけてこの暑い夏を乗り切りましょう!



さて、今回はYさんのケースをご紹介します。

Yさんが来院されたのは不妊治療を始められてから約2年半たった頃。

来院されるまでは、地元のクリニックでタイミング法と人工授精をされていました。

治療を続けて2年たち、なかなか結果がでないということで、体外受精にステップアップするために神戸の病院へ転院されました。

神戸の病院で体外受精をするにあたり、まずは採卵です。

アンタゴニスト法で誘発後、8個採卵し顕微授精で4個受精、そして4個とも凍結できたとのことでした。

その内1個は既に胚移植をして陰性。

という過程を経て、鍼灸を受けるために当院へ来院されました。 


Yさんの鍼灸治療を行うにあたり、まずは身体の状態を診ました。

東洋医学では気・血・水という考え方がベースにあり、このバランスが崩れると身体に様々な不調がでてきます。

Yさんは特に”水”の巡りが悪く、それに伴い、他の”気・血”のバランスも崩れているようでした。

そのことを踏まえ鍼灸治療を開始しました。


また病院では、胚移植を控えるにあたり、着床の窓が合っているかどうか検査をするということで、ERA検査を受けられました。

※ERA検査とは、胚移植の時期と着床のタイミングが合っているかを調べる検査です。

検査結果が出るまで3~4週間かかるため、それまでは身体を整えるために鍼灸を行います。


2024年5月14日火曜日

Uさん(37歳)のケース その3【不妊鍼灸】

採卵を無事に終えたUさん。

一周期お休みをはさみ、いよいよ胚移植の周期に入りました。

病院で処方された経口薬と貼り薬を使って子宮内膜を育てながら、鍼灸で身体を整えていきます。

その間に子宮内フローラの検査もされ特に問題ないようでした。

※子宮内フローラ検査とは、子宮内に存在し活動している細菌の割合を調べる検査です。
その中でもラクトバチルス菌(善玉菌)の割合が多い方が良いとされ、この子宮内フローラが整った状態だと妊娠率や妊娠継続率が上がると言われています。

もともと子宮内膜も厚くなりにくいUさんでしたが、胚移植前の診察では、胚移植するには問題ない厚さまで育っていました。

そしていよいよ胚移植です。

胚移植も無事に終わり、あとは判定待ちです。


判定結果は・・・
見事陽性!!

しかし、判定日の診察ではhCGの値が少し低めだったため、一週間後の診察まで様子を見られることになりました。

前回の陽性判定がでたときもhCGの値が低く、その後残念な結果になったUさんだったので、本人もとても心配だったでしょう。

陽性判定後も引き続き妊娠継続のための鍼灸をし、再び診察に行かれました。

診察結果としては、hCG値も問題なく上昇し、胎児も順調育っているようでした。

その間も鍼灸を行い、その後無事に卒業されました。

最後まで心配ではありましたが、無事に卒業され本当に良かったです。

おめでとうございます🎊



鍼灸に興味はあるけど、受けようかどうか悩まれている方がいらっしゃるかもしれません。

無料でカウンセリングも行っていますので、是非気軽にご連絡ください。


これからも少しでも多くの方の妊活のサポートをしたいと思いますので気軽にご相談下さい。

一人でも多くの方の笑顔が見られますように!

2024年5月13日月曜日

Uさん(37歳)のケース その2【不妊鍼灸】

前回陽性判定がでるもその後残念な結果になったUさん。

採卵から仕切り直しです。

ただ、すぐに採卵はせず体調、体質を改善すべく次の採卵までしばらくはタイミングで様子をみられることになりまりした。

ただ、Uさんは卵管の問題もありましたが、とりあえずタイミングさえとっていれば少なからず妊娠の可能性は0ではなくなるので、何もしないより可能性はあるとお伝えしました。

というのも以前診ていた患者さんの中に、Uさんと同様に片方の卵管を摘出。もう片方の卵管は閉塞を言う方がいらっしゃいました。
そして同様に次の体外受精まで鍼灸で体調、体質を整えるたの期間をつくり、その間はタイミングで様子を見て、そのタイミングで妊娠された方がいた、という経験があったためです。


Uさんの話に戻りますが、その間は病院の診察も一旦お休み。

何周期か鍼灸を行いながらタイミングをとられていましたが、そう簡単にうまくいきませんでした。

そしていよいよ採卵の周期に入りました。

経口薬と自己注射で卵胞を育てながら、鍼灸にも通っていただき、診察では順調に卵胞が育っているとのこと。

そしてその後、予定通り採卵をされ、結果としては全部で17個採れました。

その内12個受精し、9個が胚盤胞で凍結できたと連絡がありました。

採れた数も多かったですが、胚盤胞で凍結できた数としてもとても優秀な結果が残せたのではないかと思います。

あまり多く採れすぎても、質が悪く受精しなかったり、空砲だったりで採れた数に対して残る数が少ないこともよくあります。

しかし、今回のケースはとても良い結果だったと思います。

凍結卵もでき、次は胚移植です。
一周期お休みされた後、いよいよ胚移植の周期です。

つづく

2024年5月10日金曜日

Uさん(37歳)のケース その1【不妊鍼灸】

今回はUさんのケースをご紹介したいと思います。

以前から不妊治療をされていたUさん。

Uさんは転勤族で以前は広島県に住んでいらっしゃいました。

広島県内の病院で体外受精をされていて、それに加え同県内の鍼灸院で同時並行で治療をされていました。

2年間ほど通われていましたが、なかなか結果が出ず、転勤となり当院のある福知山に引っ越されたばかりでした。

当然、土地勘もないため病院を探すところから始められ、そして鍼灸院も探されており当院へ来院されました。

ちなみに病院は京都市内の病院を選ばれました。

状況としては、以前卵管に水腫ができ手術で左の卵管を摘出。

右の卵管は閉塞ということもあり、自然妊娠は難しいということもあり体外受精をされていました。

さらには、チョコレート脳腫もあり子宮内膜もなかなか厚くなりにくいという状況。

一筋縄ではいかないようなケースですね。

引っ越す前に広島の病院に凍結してあった初期胚の受精卵が1つあったので、京都市内の病院に移され、その凍結卵の移植に向けて鍼灸も開始しました。

胚移植に向けて低温期中に数回施術をしました。

しかし、その後の病院での検査でNK細胞活性の値が少し高めだったこともあり、次の診察の結果次第で胚移植するかどうかを決定するとのことでした。

※NK細胞(ナチュラルキラー細胞)とは血液内に存在するリンパ球の一種で、異常な細胞を見つけ攻撃をする細胞です。
細胞活性が高いNK細胞が子宮に定着してしまうと着床や妊娠継続を妨げてしまいます。

そして、次の診察で状況を確認すると胚移植するには問題ないとのドクターのOKがでたため、予定通り移植されました。

胚移植後も施術を行い、判定待ちです。


結果としては、
なんと陽性判定

私もご本人も大変喜びましたがその後の診察でhCGの値が低く残念な結果になってしまいました。

そして今回の胚移植で凍結卵がなくなってしまったため、採卵から仕切り直しです。

つづく


2024年4月19日金曜日

Mさん(38歳)のケース その2【不妊鍼灸】

いよいよ採卵の周期に入ったMさん。

生理3日目からルトラールを服用しながら同時に自己注射でhmgを打ちながら卵胞を育てていきます。

鍼灸治療も低温期に2回ほどさせていただきました。

病院での受診では卵胞も順調に育っているようでした。

そして、いよいよ採卵です。

結果としては、全部で11個採卵できた内、3個変性卵、2個未熟卵、2個受精せず、1個胚盤胞手前でストップ。そして残りの3個は胚盤胞で凍結できました。

 ※ちなみに、ご主人の精子の問題もあったので顕微授精です。


採卵後の高温期中にも鍼灸治療をし、生理をむかえます。

採卵の次の周期は仕事も忙しく時間が合わなかったため胚移植はせず休みの周期にされました。

その間も次周期以降の胚移植に向けての鍼灸をしています。

そして予定していた胚移植の周期に入りましたが、病院の受診時にホルモンの数値が良くなく、また既に排卵済みが確認されたため胚移植中止。

公私共に多忙だったため、無理に胚移植はせずもう一周期お休みにされました。

そして、再び胚移植予定の周期です。

前回の受診で排卵済みで胚移植中止ということもあって、今回ドクターは点鼻薬で排卵を抑えながら子宮内膜の状況をチェックされているということでした。

また、ホルモン数値の状況もチェックしドクターの判断次第で胚移植をするかどうかが決まります。

その後の受診で特にホルモン数値も問題なかったため、予定通りシート法で胚移植です。

この周期も鍼灸を数回行い、無事に胚移植終了。

そして判定待ちです。

結果は・・・

見事陽性!!

本当に良かったですね!

おめでとうございます🎊



鍼灸に興味はあるけど、受けようかどうか悩まれている方がいらっしゃるかもしれません。

無料でカウンセリングも行っていますので、是非気軽にご連絡ください。


これからも少しでも多くの方の妊活のサポートをしたいと思いますので気軽にご相談下さい。

一人でも多くの方の笑顔が見られますように!

2024年4月16日火曜日

Mさん(38歳)のケース その1【不妊鍼灸】

以前から不妊治療をされていたMさん。

胚移植を何度かされ、3回目で着床し妊娠。その後出産。

そして、子育ても落ち着いたところで2人目をご希望され治療を再開されたタイミングで来院されました。


1人目の不妊治療で通っていた京都市内の病院で体外受精をされる予定とのことでしたが、仕事も忙しくなかなか通院する時間がないため、3カ月ほどは地元のクリニックへ通院しながら鍼灸で身体を整えるとのことでした。



ちなみに、福知山市内周辺の地域(京都府北部)には体外受精ができる病院がないため、人工授精までしかできません。

なので、ステップアップを希望する場合は京都市内、大阪、神戸のような都会の病院まで通う必要があります。

一番近い病院でも高速をつかって車で1時間半くらいはかかります。

みなさん、通院だけでも苦労されていますね。

ということで、Mさんは3カ月ほどは人工授精で様子をみることになりました。

そして鍼灸も、人工授精に加えて3カ月以降の体外受精に向けての身体づくり開始しました。


ただMさんの場合、ご主人にも不妊の原因があり精子の数も少なく運動率も悪い状態で、なかなか自然妊娠するには厳しい数値でした。

男性の場合、その時の体調の良し悪しで精子の数や運動率は大きく変動します。

しかし、Mさんのご主人の場合、精子を洗浄・濃縮してもギリギリ自然妊娠可能とされる基準の数値に届くか届かないか。


そのような状況だったので、今回はご主人にも少しでも精子の質が向上するように鍼灸を受けていただきました。

今回、体外受精までの間の人工授精は精子の洗浄・濃縮なしだったので、Mさんの身体の状態もまだ整っていなかったのもありうまくいかず全て陰性でした。

そして、いよいよ体外受精をするにあたり採卵へ向けての周期が始まりました。


つづく



2024年3月12日火曜日

Hさん(38歳)のケース その2【不妊鍼灸】

 神戸の病院に転院されたHさん。

一通り検査も終了しいざ採卵周期へ!

以前の病院では注射で刺激して卵胞を育てる方法に対して、今回の病院では経口薬のレトロゾールを服用し卵胞を育てることになりました。


ちなみに、その頃には生理痛もかなり軽減している状態。
以前は生理のたびに痛み止めを服用されていたことを思うと、身体も少しずつ良い傾向になってきてたのだと思います。


途中経過の受診でも順調に卵胞も成長し、いざ採卵へ。

採卵結果としては6個採れ、そのうち1個初期胚、2個胚盤胞で凍結できました。

凍結胚のストックもでき精神的にも楽になられたHさん。

そして、次の段階の移植周期に入られました。

再び胚移植に向けて施術を数回していきましたが、仕事の疲れもあり体調不良でその周期は胚移植は中止し次回に延期されました。

私もその判断で正解だったと思います。

少しでも体調が思わしくない場合や、気分が乗らない時は思い切って延期した方が賢明だと思います。
今まで多くの方を診させていただきていますが、私の全体的な印象では、そのような状態で無理に胚移植をしても良い結果が出たケースは少ないように感じます。

体調も改善し再び胚移植の準備を行います。

胚移植までに数回施術をし、無事に胚移植終了。

あとは判定待ちです。


結果は・・・

見事陽性!!

本当に良かったですね!

おめでとうございます!


不妊治療は早く始めるに越したことはありません。

病院へ通いながら、鍼灸治療を受けようかと悩まれている方がいらっしゃれば相談だけでも結構ですので、是非気軽にご連絡ください。

これからも少しでも多くの方の妊活のサポートをしたいと思いますので気軽にご相談下さい。

一人でも多くの方の笑顔が見られますように!

2024年3月6日水曜日

Hさん(38歳)のケース その1【不妊鍼灸】

Hさんが来院されたのは不妊治療を始められてから1年弱たった頃。

来院されるまでの状況としては、福知山市内のクリニックでタイミング法を3~4回ほど、人工授精を1回されてきましたが、一度も着床せず全て陰性。

そして、体外受精へステップアップするために京都市内の病院へ転院され、卵管や子宮内の検査等を一通り受けられた後、当院へ来院されました。

検査結果としては、プロラクチンの値が少し高かったのでそれを抑える薬を処方されましたが、それ以外は特に問題ないとのこと。

採卵の周期に入ったタイミングで初めて来院され、それに合わせて鍼灸治療も開始。

身体の状態としては、ストレスがきつく、全体的に血流が滞っていて巡りが悪いような状態でした。

ロング法での採卵ということだったので、採卵までの間で2回ほど施術をし、いざ採卵へ。

採卵結果としては8個採れたうち4個異常受精、1個受精せず、3個成長停止。

初めての採卵結果としては残念ながら全滅。

採卵後の内診で、卵巣に腫れもあり腹水も多少みられるということで、ドクターの指示で次の採卵まで二周期休むことになりました。

その休んでいる間、全滅という採卵結果や病院の治療方針がHさんに合わないと感じられ、再び転院を検討されます。

ご主人とも話し合われて、結果神戸の病院へ転院されることになりました。

転院先の病院でも一通り検査を受けられ、同様に特に異常はなし。

そして、再び採卵の周期に入ります。


つづく

2024年1月5日金曜日

2024年も宜しくお願い致します。

新年明けましておめでとうございます!


当院は本日より、通常営業いたします。

皆様、本年もやまざき鍼灸治療院を宜しくお願い致します。

それでは皆様にとって幸多き年となりますように!

患者さんからのおすそ分け

今週は先週とは違い、少しずつ暖かさを感じられる時間帯が出てきました。 とはいっても、まだまだ寒いです。笑 これから徐々に気温が上がり、ポカポカ陽気の春の訪れが待ち遠しい私です。 さて、昨日来院された患者さんから帰られる際に、紙袋を渡され「これよかったらどうぞ。」 といってシフォン...